サイクロンによるプロジェクト管理の考え方や効果についてご紹介します。
ソフトウェア開発の技術は変化が早く、開発手法やIT技術はものすごいスピードで変わっています。
2,3年前の技術がすでに古くなって使えない、ということはよくあることではないでしょうか。常に新しい手法やツールが提供される一方で、開発ツールを利用する事で目覚ましい効果を上げることが求められたり、プロジェクト管理を効率的にすすめ予定通りに成功することが求められるなど、顧客の要求レベルは高くなっています。
でも、すべてのプロジェクトが当初の計画通りに成功しているのかというとそうではないようです。
ソフトウェア開発の環境やツール、ミドルウェアが高度化して高い効果を上げたとしても「管理」「設計」するのは人である点はかわりません。この数十年、人の基本能力は大きく変わっていないことが予想され、様々な外部要因と内部要因によって成功したり失敗したりします。
人に依存しているため、決定打になる解決方法はありません。ではなくやはり人が解決することが可能だと思います。
ソフトウェア開発プロジェクトの実態を風刺した有名な画像があります。1
ソフトウェア開発プロジェクトを遂行する上で、たくさんの関係者が関わっており、それぞれ、異なる立場から異なる考え方で仕事を進めます。そのために陥りやすい問題を表現しています。
サイクロンはこれら利害関係者が納得し、プロジェクトを成功に導く「銀の弾丸」2 3 ではありません。そのような万能なツールは存在しないと思います。
しかし、サイクロンを利用することで顧客や開発チームの能力を最大限だすことで成功するための近道を見つける手助けや成功する確率を高めることができると考えています。
- 顧客の要求をちょっと超えた価値を提供できること
- プロジェクトの期日を守ること
- プロジェクトの予算を守ること
- 開発者がやる気を持って取り組むこと
- 顧客が喜ぶこと
ソフトウェアエンジニアは、顧客の高い要求を実現させ、楽しんで仕事に取り組んでもらえるためのサービスとしてサイクロンがどのように活用できるのかをご紹介していきます。
ソフト開発現場での多くの課題から求めらた機能は、あなたのチームにもきっと役立つでしょう。
- PROJECT CARTOON:How Projects Really Work(Ver 1.5) [↩]
- 銀の弾丸」は「狼男を倒せる武器」から転じて困難な課題を解決する決め手の意味である [↩]
- Wikipedia:銀の弾などない [↩]