バグ管理の必要性について

あなたの開発チームはバグ管理をどのようにやっていますか?

組込みシステムエンジニアやWebアプリケーションエンジニア、多くのソフトウェア開発に携わる開発者達。 製品開発やシステム開発の現場で「バグ管理」はどのようにおこなっているでしょうか。

  • 「ワープロソフトやスプレッドシート?」
  • 「オリジナルのツール」
  • 「高いライセンス料を払ったシステム?」
  • 「オープンソースで構築」

様々な方法でプロジェクトのバグを管理していると思います。

この記事を見てくださった方達はバグ管理の重要性を知っていて、今のやり方になにかしらの課題があって改善したいとお考えだと思います。

プログラムを開発するとき、複雑で大量にある課題・タスク・バグをきちんと漏れなく管理し、 データベース化しておくことは重要なことです。プロジェクトの成果物やリソース、活動状況をすべて追跡できる仕組みを導入することで、 問題を発見しやすく、製品の品質向上に繋がります。

複雑で大規模化しているソフトウェア開発にとって、バグ管理システムは必須のツールです。

ここで、バグ管理の必要性(メリット)について書き出してみたいと思います。

  • バグデータベースが用意されることで障害についてチーム内の意思疎通がスムーズになる
    • 標準化されたレポートは、自由形式の電子メールや机越しの話よりも正確に内容を伝えることが出来ます
  • データベース化することで、バグの通番管理(追跡と参照)が自動化され、レポートのための分析や報告が提供できる
  • 開発チームは、プロジェクトチーム、マネージャ、顧客、ユーザのそれぞれにとって重要な観点から考え修正を進めることができる。
    • バグ管理システムを使わない場合、開発者やテスターの声が大きい担当者の報告したバグほど早く修正されがちになる
  • バグの発見→レポート→担当者割当→解決について、全てのライフサイクルを通じたバグ管理が出来る。
    • バグがどこかのライフサイクルに潜り込み、早期修正が必要なバグから注意がそれることがない。
  • 開発チームやプロジェクトチーム、テスターの全員が最新の状況を簡単に入手できる。
  • 解決したバグはナレッジとなる。
    • これらのバグ情報は、出荷される製品に紛れ込み、サポート部隊のコストを上げる原因、売上の伸び悩み、使えないシステムという辛らつな評価につながる傾向を見つけることが出来るかも知れない。

参考資料:基本から学ぶテストプロセス管理 – コンピュータシステムのテストを成功させるために –


Webベース バグ管理&バージョン管理システム「Ciklone」
60秒ではじめることが出来る、ソフトウェアエンジニアのためのバグ管理システム

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