sugimotoです。
javascriptのテストツールというと、seleniumが有名ですが、unit testのツールは使ったことがありませんでした。 先日、newjsというツール(javascrpt project generatorと言うことです。)のことを知り、使ってみました。
こちらでも紹介されていますが、newjsはjavascriptのプロジェクト管理を自動化するための管理コマンドを提供する、Rubyベースのパッケージです。
- プロジェクトの生成
- プロジェクト管理ディレクトリ自動作成
- ドキュメントの雛形
- テストフレームワーク
- リリース管理
- デプロイの自動化
- 管理用ホームページの管理
など、オープンソースのjavascriptライブラリの管理を目的として利用できます。
使い方: (newjsのプロジェクトページを参照)
1. インストール
インストールはRubyGemでします。
> gem install newjs
簡単ですね。
2. プロジェクトの作成
これも簡単です。
> newjs -a "sugimto" -e "xxxx@opengroove.com" -t "GrooveLabo" -u "http://xxx.opengroove.com/" -V "0.1.0"
オプションの意味は以下の通りです。
- -a : プロジェクト管理者の名前
- -e : プロジェクト管理者のメールアドレス
- -t :プロジェクト名
- -u : プロジェクトホームページのURL
- -V : プロジェクトの最初のバージョン番号
これで自動的にプロジェクト管理用のディレクトリとファイルが作成されます。
javascriptのソースは src/[project-name].js に作成されたファイルを変更して管理します。
3. テスト
テストはjsunittestというフレームワークを使います。
> script/generate unit_test [test_name] [project_name]
とすると、test/unit/[test_name]_test.html にテスト用のHTMLが作成されます。 [test_name]_test.html:
new Test.Unit.Runner({ testXXXX: function() { with(this) { // ここにテストコードを書く }}, }, {testLog: "testlog"});
のようにしてunit testを書いて、[test_name]_test.html をブラウザで開くと、テストが実行され、テスト結果が表示されます。
- newjs : プロジェクトのホームページ
- jsunittest : プロジェクトのホームページ