はじめまして、sugimotoです。
このBlogの初めての記事になります。 何を書こうか迷ったのですが、今回は最近使っているCouchDBをlighttpdをproxy serverとして設定したときの手順のメモを書きます。 Apache をproxyにした場合の設定はCouchDBのインストール方法にあります。
自分の環境はDebianだったので、Debianでの設定となります。
1. lighttpdのインストール
インストールチュートリアルにある通り、yum, apt-getのようなパッケージマネージャでインストールできます。
日本語のチュートリアルも検索するとたくさんあり、参考になります。
インストールが終わったら、http://localhost/ でlighttpdのトップページが見えるか確認します。
2. CouchDBのインストール
こちらも、チュートリアルにあるとおり apt-get できます。 インストールすると、全てのファイルが /usr/local/ 以下にできてしまうので、log を /var/log/ に移したいときは設定を変更します。
CouchDB用のlog directoryを作成
> sudo mkdir /var/log/couchdb > chown couchdb /var/log/couchdb
couch_httpd.conf を変更
ErrorLog /var/log/couchdb/http_error.log # 作成したdirectoryに変更 TransferLog /var/log/couchdb/http_access.log # 作成したdirectoryに変更
couch.ini を変更
LogFile=/var/log/couchdb/couch.log ; 作成したdirectoryに変更
CouchDBがインストールできたら、トップページ画面 http://localhost:5984/ にアクセスしてインストールを確認します。
{"couchdb": "Welcome", "version": "0.7.2"}
とJSON形式のwelcomeメッセージとversionが表示されました。
3. データベースの作成
今回設定するデータベースを作成します。
ToDoリストを作ろうと思ったので、管理画面 http://localhost:5984/_utils/ から todo というデータベースを作りました。
4. lighttpd.conf の設定
http://localhost/todo/ でCouchDBにアクセスするため、lighttpd.conf でproxyの設定をします。 xxx.xxx.xxx.xxx はサーバのIPアドレスです
$HTTP["url"] =~ "^/todo/" { proxy.server = ( "" =>1) }
5. 確認
最後に http://localhost/todo/ を表示して、設定の確認。
{"db_name": "todo", "doc_count":0, "update_seq":0}
こちらもJSON形式でデータが表示されました。
参考リンク:
- CouchDB : プロジェクトのホームページ
- lighttpd : プロジェクトのホームページ
- "host" => "xxx.xxx.xxx.xxx", "port" => 5984 [↩]