trac や tracpath で利用できるWiki書式のガントチャート【紹介】

2014/07/29 
trac / tracpath で利用できるWiki書式のシンプルガントチャートをリリースしました。

こんにちは、プロジェクト管理では作業に入る前の計画がとても重要です。 プロジェクト管理ツールや定量管理ツールというアプリケーションがあります。昔からある名の知られた製品ではマイクロソフトの「MS Project」があります。

当社の tracpath 開発チームやお客様のプロジェクト管理に協力するとき、プロジェクトのガントチャートを作成します。ほとんどのプロジェクト規模は大規模と言われるサイズではなく、だいたい以下のような規模を想定してもらえると分かりやすいと思います。

  • プロジェクトメンバーは数名〜多くても10名くらいまで
  • 期間は3,6ヶ月くらいが多い

この規模で多いのは「Excel」

プロジェクトメンバーと期間内の小規模開発プロジェクトに関わらせていただくことが多いのですが、このようなプロジェクトでは「MS Project」のような高度なツールはまったく必要なく、管理ツールに予算を割り当てるという考えもありません。自然とすでに提供されており、使いなれたExcelを使ってガントチャートを作る場合が多いです。

メリットは、企業で利用している端末にはほぼExcelがインストールされており、だれでも使うことが出来る点です。さらに個人的にもっとも優れた点だと思っているExcelの機能は印刷時に設定する「拡大縮小のページ自動設定機能」です。

excel-sugoi

この機能が凄い点は

  • 印刷したい範囲を指定して
  • 「ページ数」「縦横」を指定すれば自動拡大縮小され
  • 印刷される点です。

この機能があるからExcelでガントチャート作成する場合が多いです。

   

Excelのガントチャート

Excelを使ってガントチャートを作成する場合もできるだけ簡単に楽に作成したいと思います。 インターネットで検索すればExcelマクロをつかったガントチャート作成に特化したものから、テンプレートまでたくさんあります。

無料のExcelによるガントチャートツールをまとめて紹介されているサイトがありますので参考にしてください。

で、結局….

この規模のプロジェクトではExcel最強です。という記事ではなく、タイトル通り「tracやtracpathで利用できるWiki形式のガントチャート」を紹介します。

tracやtracpathで利用できるガントチャートが欲しいと思った理由は以下のような要求があったからです。

ガントチャートに求める点

  • 「項目、開始日、終了日、進捗率、担当」の最小構成で良い
  • メンテナンスが簡単・・・ガントチャート作成に時間をとられたくない
  • サクサク変更できる・・・担当者を変えるのに編集画面開いて更新して…はやりたくない
  • 更新履歴があればすばらしい
  • 見た目がシンプルで分かりやすい
  • 印刷できること

この5点をガントチャートに求めていました。

まずは画面イメージ(開発中)をいつくかご紹介します。

m-1.9_gantt01m-1.9_gantt02m-1.9_gantt03m-1.9_gantt04m-1.9_gantt05

社内で運用初めて約1年です。近々tracプラグインとtracpath機能としてリリースしますのでお待ちください。(もちろん無料です)

tracなどのチケット管理システムでガントチャート

tracでガントチャート表示するプラグインはすでにあります。Shibuya.trac で GanttCalendarPlugin が公開されています。このプラグインはガントチャートのタスクとチケットが連動し、チケットを作成するだけでガントチャートとカレンダーに表示することが出来ます。シンプルでとてもわかりやすいプラグインです。

GanttCalendarPlugin01 GanttCalendarPlugin02

でも私がガントチャートに求めていた機能の他にガントチャートに対する考えがあります。 このプラグインを使ってガントチャート作成をしたこともありますが、以下のような問題がありました。

1つ目は、「ガントチャートから開始日、終了日、担当をサクサク更新することが出来ない」です。チケット詳細画面に遷移してから更新する必要があるため簡単にメンテナンスすることができませんでした。また「ガントチャートに記載するタスクの粒度とtracのチケットに登録する粒度は違うべきと考えている」という点もありました。

私の使い方を実現しようとすると GanttCalendarPlugin では「がんばればできる」レベルだったために自分たちが使えるガントチャートプラグインを開発することにしました。

実用的になってきましたので公開するための準備を進めています。 リリースした際にはぜひご利用ください。

6 comments on “trac や tracpath で利用できるWiki書式のガントチャート【紹介】

  1. 初めまして。 蓼科情報の梅田と申します。 3,4年前から、プロジェクトで TracLightning を利用しているのですが、どうにもうまく運用できずにいます。

    最近また Trac 熱が再発し、色々と調べているうちに記事にたどり着きました。 tracpath も使用してみましたがすごいの一言です。 なんか、頑張ってみようと思いました。

    また、この記事の ガントチャート への考え方もとても共感しました。 プラグイン化、楽しみにしていますがいつ頃リリースできそうですか? 不躾な質問ですいません。

  2. tracpath サポートの syojim です。 コメントありがとうございます。現在開発中のガントチャートは開発完了しており、社内で検証中です。近々リリースできると思いますのでもう少しだけお待ちください。

  3. ご回答ありがとうございます。 では近々、実際に使用できるのを楽しみにしております。

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